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おやしらずのゆくえ・その1

平成20年2月22日

親知らずは、お口のいちばん奥にある歯です。
とてもみがきにくい場所にあるので、いつの間にか虫歯になっていることがよくあります。
親知らずだけの虫歯ならば抜いてしまえばいいのですが、問題は一つ手前の歯が虫歯になっている場合です。
自分で見えにくい場所なので、初期の頃はなかなか虫歯になっていても気がつきません。

一般的な治療として、まず親知らずを抜き、そのあと手前の虫歯を治療します。
今回はその治療方法をご紹介します。









このような治療が一般的におこなわれます。

しかし、手前の歯の虫歯がかなり進行していて、神経まで達していた場合などは、神経を取り除く治療もしなければなりません。
虫歯の大きさや、骨の状態・年齢・お口全体の状況などから次のような治療法を選択する場合もあります。

・親知らずを移植する
・矯正をして親知らずを残す

それぞれの治療法については、また後日詳しく解説致します。

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歯にも銀行が!?

平成20年2月3日

歯を預かってくれる銀行があるのをご存じですか?その名も「ティースバンク」。 広島大学の先生たちの研究ですすめられ、現在一般開業医でも参加できるところもあるようです。
おもに、親知らずを抜いた時に預かってもらい、将来どこかの歯がダメになって抜かなければならなくなったときに 銀行から出してそこに移植する、という使い道があるようです。成功させるにはいろんな条件がそろわないといけないかもしれませんが、 発想はすばらしいですよね!
そのうち、髪の毛や骨の銀行・・・なんていうのもできるかもしれませんね!?

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